野田総理は訪米中です。民主党政権初のアメリカ公式訪問で、日米共同声明は、なんと6年ぶりだそうです。自民党時代は、総理が変わるたびに、真っ先にアメリカに訪問していました。参勤交代とまで揶揄されるくらい、新総理は訪米していましたが、1年ごとの訪問でしたから、受ける方も大変ですよね。と言うことで、今回の訪問は麻生内閣以来ということになります。
それにしても、オバマ政権誕生から3年半の間に、オバマ大統領は、一体何人の日本の総理大臣と向かい合ったのでしょうか。民主党になっても3人目です。オバマ大統領が、野田総理誕生の折に言った言葉が「なによりも大事なあなたの仕事は長く総理でいることです」と言ったそうです。良くわかりますね。その野田総理は、9月に民主党代表選挙を控えています。ここで負けたら、オバマ大統領は、また新しい総理にお祝いの言葉を贈ることになりますね。
野田総理は、就任中に是が非でも消費増税関連法案を通したいのでしょう。今のままでは国会の期間延長もままなりません。小沢元代表をなんとか消費増税案に協力させるには、代表選で小沢陣営に勝つことで、求心力を得ようとすることもできます。9月の代表選後に、消費増税案を通すか、代表選を前倒しにして、小沢陣営に勝って、消費増税案に臨む思惑もあるようです。ワシントンでは、小沢元代表の党員資格復帰を求める発言をしています。その代り消費増税案には協力してほしいとのことでしょう。
総理のアメリカ訪問で何を話し合われているのでしょうか。安全保障がテーマとなっていますが、どうも中国に対する何かが話されているようです。当然TPPや原子力発電再稼働の要請も受けているのでしょう。
「Pivot(ビボット)」という言葉があります。これはバスケット用語で、ドリブルの時、トラベリングというファールをとられないように軸足を固定することです。アメリカサイドは、よくこの言葉を使います。この軸足は、アジア太平洋に置いているのです。アジア太平洋重視の戦略がアメリカの本流です。当然TPPにも力を入れますし、中国政策も今まで以上に大事です。アメリカは製造業復活による雇用の拡大という方針です。日本との関係強化も大事な課題です。
今後のアメリカのアジア戦略は目が離せません。
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